2011年07月04日

User-initiative Media時代のマーケティングコミュニケーション

先週、六本木ヒルズのアカデミーヒルズで

User-initiative Media時代のマーケティングコミュニケーション
〜ソーシャルメディアは使えるか?話題の「フェイスブックインパクト」の共著者に聞く〜

に。

詳細はハッシュタグとかtogetterを見た方がいいです。
ハッシュタグは #onbiz でした。
聞き間違い、解釈の違いもあると思いますので。

では、備忘録的に。

最初は「消費者」から「使用者」に、
というお話から、

・メディアとは一つのデバイスのあり方を言う。
作り手の意図は別に使われ方は変わっていき、
例えばポケベル。
当時、会社員にとっては会社から連絡がくる束縛されるものだったが、
学生、特に女子高生にとっては数字の組み合わせによる
コミュニケーションツールであった。
(コンビニでも本とか売ってた。ポケベルは持ってなかったけど)

・four types of media
Owned Media⇒自社サイト
Earned Media⇒SNS
Paid Media⇒広告
というトリプルメディアから
User initiative Media⇒ユーザが主導権を持つ
と。
例えばグーグルのClick-to-play動画広告。
クリックしないと再生しないので広告を見る見ないをユーザが決め、
アドワーズにおいてもクリックされなかったら順位が下がってくる。
User initiativeの時代に。

・Interactive is dialogue
企業が消費者の中にひっぱり出される。
企業のさらされ方が変化してきている。
例えばUnited Airline Breaks Guitar。
UAに乗ったメキシコ系(?)のバンドが
ギターを機内に預けたら乱暴な運び方で壊されたので、
それを動画にした。



(UAならなんとなくあり得そう)

企業側の対話(対応)もいろいろ変化してきて、
プレスリリース等ではなく、動画でも実施している。

例えばEA(アメリカのスポーツ系に強いゲーム会社)。
個人的には好きなメーカー。選手が実名だし。

コンソールゲームにてバグを発見した人が
動画をYou Tubeにアップしたのがこれ。



そのことに対してEAは動画で返答を。



粋な対応。

パグではなく、タイガー・ウッズならできるよ、
という回答だがバグはバグ。

・SoMe
SNSをSoMeとも言う。
ソーシャルメディアをUSのWikipediaでは
「価値を共に生み出すためのテクノロジーと社会的なインタラクション」
と書いてある。

・ オーソリティビルディング
アルファブロガー(読む人が多いブログの人)に書かせるのではなく、
無名でも書いていくことで、信頼を積み上げていき、みんなの信頼に基づいて、
オーソリティを作り上げていく過程もソーシャルメディア。

・そもそもソーシャルメディアとは
WEBサービスがつながるのもソーシャルメディア。
(このブログもそうだが、ブログ内でYou Tubeが見られる)
必ずしもYou Tubeのサイトに行って再生されるとは限らない。
なのでサービスをつなぐこと。

・囲い込み
企業は何とかしてユーザを囲い込みたいと思う。
しかし、飛び込み、囲い込まれるか、が大事。
例えばフェイスブックの「いいね!」ボタン。
B to CからB into Cへ。

外に出せるだけのコンテンツがないとそもそも無理で、
integrationからdistributionであり、
無理に自社サイトに統合するのではなく、配布する。
(初期の映画、「アバター」のサイト)
人のいるところに出て行くこと。

・メディアプランニング
今までのメディアプランニングはメディアプランナーの
頭の中にあるものだけ。
ユーザーがどこにいるか、どこにメディアがあるのか、
どこにメディアを作らなくてはいけない。
セグメンテーションからコネクションへ。

・tribesへ(訳すと「連中」とか「種」とかになる)
一人の人間は一つの属性だけに所属する訳ではない。
(30代男性、というターゲティングでいいのか。
 私の場合、広告関係の仕事だがシャンパンとか旅行に興味あるし)

マスメディアのカバレッジがリーチ。
一人の人が何人の人に伝えることができるかを考えるかに。
(グラフ思考)
企業が入らずにユーザ間で遊んでもらう。

・ユーザ主導
人々のアクティビティを後押しできるかがポイント。
ツイートされる、ブログに書く、写真をアップしていただくために
何をすればいいのか、を考えること。

ユーザのクチコミを買うことは(ペイパーポスト)
従来型のメディアの発想で広告枠と一緒。
USではタブーとされているマーケティング。
(そろそろ日本の消費者庁も動いていいかと思います。)

個人的にはキライです、ペイパーポスト系のクチコミを買うこと。
(好きな人は実施している企業くらいだけど)
普通に勝手に読んでいるブログとかが
もしそうだったら何かキライになるし、
ただのゴミだと思います。
ブロガーイベントで交通費でいくらかの金額を払うのももうPPPかと。
(都内で実施して都内の人に5,000円くらい払ったら交通費ではないかと)

最後は

クチコミを促進させることを考え、
クチコミを買うことではない、

と〆て終わりました。
後は質疑応答に。

初めて高広さんのセミナー系を聞いたわけではないですが、
オリエンタルカレーや常磐ハワイアンセンターの話は
何回聞いても勉強になりました。
人のいるところに出ないと始まらないし、
人は簡単には動いてくれないし。
なので、人が動いてくれるには(何かを発信していただくとか)
どうしたらいいか、という仕事をしてますが、
結構、難しいものです。

ちなみに一番好きな話はラジオ(受信機)を売るための話。
興味がある方は検索すると出てくるかと思います。
(なかった場合はお会いした時にでも)

あ、フェイスブックが日本でも普及してますが、
これにより検索数が下がっていることはないです。
むしろ増えてます。
ソーシャルメディアが普及し、
情報が(多少は)勝手に入ってくるが、
人の欲求は別にあるかと。
posted by そういちろう at 08:28| Comment(0) | マーケティングとか広告とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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